
下田東急ホテル(下田市五丁目)が10月24日~26日、南伊豆町の農林水産物直売所「湯の花」(南伊豆町下賀茂)との地産地消コラボイベント「湯の花マルシェ」を開く。ランチビュッフェ「伊豆の大地に魅せられた、続々・15人の料理人」も同時開催する。
昨年の「湯の花マルシェ」JR戸塚駅友情出店の様子(関連画像7枚)
「湯の花マルシェ」は、ホテル内に特設ブースを設け、新鮮な野菜や果物、加工品の販売、新米やシャインマスカットが当たる抽選会などを行うもの。海を眺めながら飲食できるイートインコーナーを用意するほか、昨年に続き、南伊豆マルシェを構内で度々開催しているJR戸塚駅からの友情出店も予定しており、子ども駅長撮影会やペーパークラフト電車作りなど家族で楽しめる企画も実施する。
ランチビュッフェ「伊豆の大地に魅せられた、続々・15人の料理人」は、同ホテルの料理人たちが地元食材を使った料理で腕を競う、昨年も好評だった企画の続編。「湯の花」の農産物や伊豆近海の魚介をふんだんに使った創作料理が並ぶ予定で、地元の旬を味わえる内容となる。参加する料理人が今年は1人増え、中村直人料理長をはじめとする15人の料理人が、それぞれの感性で生産者の思いを皿に表現する。期間中は来場者による人気投票も行い、上位入賞者には記念品を贈る。
中村料理長は「生産者の顔が見える『湯の花』の食材は、料理人にとっても刺激的な存在。新鮮な素材と触れ合うことで新たな発想が生まれる。今年も地元の恵みを多くの方に楽しんでほしい」と呼びかける。
「湯の花」の渡辺純平店長は「昨年の反響が大きく、今年も声をかけていただいた。『湯の花』は今年20周年を迎えた。地域とホテルが一体となる取り組みを、さらに広げていきたい」と意欲を見せる。