
堂ヶ島公園(西伊豆町仁科)で9月27日・28日、10月4日・5日の4日間、「堂ヶ島夕映えの花火」が開催される。10月4日には堂ヶ島の湾内に位置する乗浜海岸で、4000本のキャンドルをともす「西伊豆ビーチキャンドルナイト」を同時開催する。
「西伊豆ビーチキャンドルナイト」過去開催時の様子(関連画像4枚)
同花火大会は、「日本の夕陽百選」にも認定されている堂ヶ島で、日没後のマジックアワーと呼ばれる時間帯にBGMと連動した10分間の花火を打ち上げるもの。堂ヶ島の小さな湾内にある岩場から打ち上がる1日約1800発の花火は、観客からの距離も近く迫力がある。2023年から開催し、今回で3回目。主催は西伊豆町観光協会。
10月4日には、同町の住民有志から成る「西伊豆ふるさとおこし隊」が主催する「西伊豆ビーチキャンドルナイト」を乗浜海岸で開く。ビーチに敷き詰められた約4000本のろうそくの明かりが海岸線を照らすイベントで、同海岸からも夕景と花火とキャンドルを同時に鑑賞することができる。会場では、ご当地グルメ「海賊焼き」をはじめ約10店舗が飲食ブースを出店予定。
同協会の鷹野純也さんは「昨年は平日~日曜の5夜連続開催だったが、今年はより多くの人に楽しんでもらえたらと思い、2週連続の土曜・日曜での開催を決めた」と話す。「暑さも和らぎ、比較的過ごしやすい気候の中でゆったりと花火を鑑賞することのできる季節。夕景と花火を同時に楽しむことができる西伊豆ならではの花火を楽しんでもらえたら」とも。会場の堂ヶ島公園内では、全日15時から花火の打ち上げ終了まで、フレンチトーストや焼きそばなどの飲食屋台の出店も1~2店舗程度予定している。
花火の打ち上げは全日17時45分から10分間。駐車場は「堂ヶ島公園」「サンセットプラザ堂ヶ島」「旧らんの里」の3カ所を無料開放する。10月4日のキャンドルナイトは、17時15分からキャンドルを着火し、20時終了予定。