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下田に「ステーキしか勝たん」 ラーメン店「海老しか勝たん」の新業態

店主の高木誠さん(右)、店長の川島康行さん(中央)

店主の高木誠さん(右)、店長の川島康行さん(中央)

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 ステーキ専門店「ステーキしか勝たん」(下田市東本郷)が5月13日、オープンした。南伊豆町で人気のラーメン店「海老(えび)しか勝たん」の系列店となる。

「ステーキしか勝たん」店舗外観(関連画像4枚)

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 「海老しか勝たん」を営む高木誠さんは横浜中華街で10年間修業を積んだ後、赤坂や本厚木で中華居酒屋を経営していた経歴を持つ。自然豊かな田舎暮らしに憧れて4年前に南伊豆町に移住。移住後は予約制で中華料理を提供していたが、2023年12月に同店を開業。エビをじっくり煮込んだ濃厚スープや伊豆牛チャーシューが特徴のラーメンが人気を集めている。

 以前から2号店の候補地を探していた中、今回のロードサイド立地の物件に出合い、新業態での開業を決めた。「ステーキしか勝たん」の店長は、高木さんがかつて働いていた飲食店での仕事仲間・川島康行さんが務める。横浜市出身の川島さんは、高木さんの呼びかけで昨年10月に南伊豆町へ移住。「海老しか勝たん」の繁忙期を手伝いながら、川島さんの持つ肉の仕入れルートを生かした肉料理店の出店準備を進めてきた。店内は黒を基調とした落ち着いた雰囲気で、4人がけテーブル2卓と2人がけテーブル2卓の計12席を備える。

 メニューは、サーロインステーキ(150グラム~300グラム、1,800円~3,600円)、ヒレステーキ(150グラム~250グラム、2,700円~4,300円)などステーキのほか、デミグラスハンバーグ(150グラム~300グラム、1,100円~1,700円)、チキンステーキ(1,100円)、ポークジンジャー(1,100円)なども用意する。

 高木さんは「肉本来のうまみを味わってほしい。肉と相性の良いバターを使い、3種類のクリーム(わさび、ガーリック、レモン)を用意した。お好みで選んでほしい」と話す。「この店は東京や神奈川から車で伊豆縦貫道を利用して下田に来る人には分かりやすい場所にある。目立つ看板も設置したので、観光客を中心に来店客を増やしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~14時、17時30分~21時。木曜定休。駐車場は6台。

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