2025年12月にペルーで開催された「世界ジュニアサーフィン選手権」に日本代表として出場した15歳のプロサーファー馬場心さんが「U16女子の部」で7位の好成績を収めた。大会結果の報告のため、1月15日、馬場さんは下田市役所を訪れ、松木正一郎市長に健闘を報告した。
下田の特産品キンメダイをデザインした「きんめだる」を贈呈(関連画像6枚)
馬場さんは静岡県清水町出身。2023年にジュニア強化指定選手に選出されたのを機に、さらに上を目指したいと下田に移住し、日本で2番目にサーフィン部が誕生した下田中学校に転校。その後も鍛錬を重ね、2024年には第58回全日本サーフィン選手権大会で見事優勝。アジアサーフィンチャンピオンシップ・アンダー18女子の部でも2位に輝くなど、国内外で活躍してきた。中学卒業後も下田を拠点に練習を重ねている。
今回の世界ジュニアサーフィン選手権には、世界57か国から約450人が参加した。馬場さんが出場したU16女子の部には101人がエントリーし、世界トップレベルのジュニア選手による戦いが繰り広げられた中、馬場さんは安定した演技と高い対応力を発揮し、世界7位に入賞した。
松木市長は特産品のキンメダイをデザインした「きんめだる」を贈呈し、「心さんの活躍は下田の子どもたちに大きな勇気を与えている。サーフィンをする子もしない子も、下田中学校の卒業生である心さんをみんなで応援している」とエールを送った。
「日頃、下田で練習している自分のサーフィンが世界の舞台でも通用し、良い点数を獲得できるという手応えを感じることができた。この経験は大きな自信につながった」と大会を振り返った馬場さん。「今回初めて世界戦に出場し、自分の技術と体力の向上や海外での経験がもっと必要だと感じたが、この経験を生かし、世界で活躍できるサーファーを目指したい」と今後への意欲を見せた。
さらに馬場さんは「日本から地球の裏側に当たるペルーまでは2日がかりの移動で大変だったが、試合後のセレモニーでは世界で活躍する同年代の選手たちと交流し、ユニホーム交換もできて楽しかった」と、国際大会ならではのエピソードも明かした。