下田市の海を守る取り組みについて考える環境保全シンポジウム「下田の海を語る会」が1月24日、下田市民文化会館(下田市四丁目)小ホールで開かれる。市内外で海の環境保全に取り組む関係者が登壇し、活動事例の共有や参加者との意見交換を通じて、今後の地域の取り組みを探る。
同イベントは、下田市が進める「グローカルCITYプロジェクト」の一環で開く環境保全シンポジウム。「美しい海を守るための活動『海活』」をテーマに、海の環境保全に関わる人々の取り組みを知るとともに、ワークショップで環境保全のアイデアを出し合うことで持続可能な地域づくりを推進することを目的としている。
当日は2部で構成。第1部では「『海活』トークセッション」と題し、市内外で環境保全活動に取り組む6人が登壇する。登壇者は、下田海中水族館で長年ウミガメの産卵調査や環境保全活動に関わる浅川弘さん、アパレルブランド「シップス」で30年にわたり下田ライフセービングクラブとビーチクリーン活動を続ける高梨勝央さん、下田港でプロダイバーによる海中清掃を行うNPO法人「MORE企画」代表の白井ゆみさん、NPO法人「荒川クリーンエイド・フォーラム」の今村和志さん、上智大学アイランド・サステナビリティ研究所所長で下田在住のあん・まくどなるどさん、下田市で環境保全施策を担当する佐々木綾さん。
第2部では「下田の海活ワークショップ」を行い、参加者同士で下田の海の現状や今後の環境保全の取り組みについて意見を交わす。環境保全活動の経験がない人でも参加できる内容とし、地域全体での取り組みにつなげることを狙う。
開催の背景には、市内で行われている多様な環境保全活動が、それぞれ個別に行われている現状がある。官民が連携し、活動を「点」から「面」へと広げていく必要性から企画した。今回登壇する関係者が関わる取り組みは、環境省の「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」に採択されており、国の支援を受けながら事業を進めている。
主催する下田市の担当者は「下田の美しい海は、市内のさまざまな人々によって守られている。その取り組みや思いを知ることで、『美しい海を未来に残し続ける』仲間を増やしていきたい。気軽に参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は13時30分~16時。参加無料。定員は30人程度で、事前申込制。