世界中の女性がより健康に、自分らしく生きることを支援するチャリティーマラソン「ホワイトリボンラン2026」が3月8日、まどが浜海遊公園(下田市柿崎)で開かれる。
2016(平成28)年に始まったホワイトリボンランは、公益財団法人「ジョイセフ」が「走ろう。自分のために。誰かのために」をコンセプトに行っているチャリティーアクション。世界の女性の健康や権利の大切さを訴えるため、毎年3月8日の「国際女性デー」に合わせて世界各地でイベントが開かれている。
参加費が世界各国の女性支援に充てられるほか、申込者に配布されるチャリティーTシャツを着て指定のハッシュタグを付けてインスタグラムに投稿すると、1投稿につき100円が同団体に寄付される。これまでは発展途上国の女性への支援が中心だったが、今年は初めて日本の性暴力をなくすための啓発活動にも支援金が充てられることになった。
「ホワイトリボンラン伊豆下田拠点」を主催する土屋みなみさんは、2024年秋に東京から下田市に家族で移住。東京在住時も、渋谷で同様のチャリティーイベントを開催した実績を持つ。現在は「SP△CE(スペース)赤根島」(柿崎)を拠点に、小さな子どもを専用のバギーに乗せて走る「バギーラン」や、はだしの感覚で走れる「マンサンダル」製作のワークショップなど、走ることの魅力を伝える活動に取り組んでいる。4月には旧町内エリアに拠点を移し、さらに活動を拡大させていくという。
もともと運動に苦手意識を持ち、体育の授業が好きではなかったという土屋さんだったが、大学4年生の時に「何かやってみよう」とランニングに取り組み始めたことがきっかけで、ランニングがライフワークになった。「半ば強制的にさせられる『体育』、数字で勝敗や優劣が決まる『スポーツ』、自分のペースで身体を動かす『運動』の違いに、大人になってから気付いた」と振り返る土屋さん。その後、「名古屋ウィメンズマラソン」などの大きな大会にも参加し好成績を収めてきたが、自身を「ハードルを下げるプロ」と評し、「歩いてもいい、立ち止まってもいい、勝敗や記録にこだわらないランニング」を提唱している。
今回のイベントでは、土屋さんが促進活動を行なっているバギーランやマンサンダルでの参加も可能とし、日本の各地62カ所で開催される同様のイベントとの差別化も図る。ホワイトリボンランのコンセプトに感銘を受けたという土屋さんは「健康に良いとされているランニングでも、自分のためだとおっくうに感じてやらない人もいると思う。自身が健康で、歩けること、走れることが誰かの健康を守り、力になれることを知ってほしい」と参加を呼びかける。
コースは最長3キロ。10時30分スタート。参加費は、大人=5,500円、中学生~24歳=4,000円、小学生以下=3,000円。参加申し込みは1月20日まで受け付ける。