下田市内で11月いっぱい開催されている国際文化交流プログラム「TADAIMA 2025」の企画の一つとして11月23日、「JOYSOUND カラオケ大会」が下田八幡神社(下田市一丁目)で開かれた。境内のステージには国籍問わず多くの参加者が集まり、歌を通じて言語の壁を超え交流を深めた。
同イベントは、下田を拠点とするPR会社「ELENTO」が企画し、協賛の「JOYSOUND」がカラオケ機材を提供した。会場には約120人が来場し、このうち約30人が境内に設けられた特設ステージで歌唱を披露した。
参加者は世代や文化背景もさまざまで、ポップスや演歌、外国語の歌など多様な曲目が披露された。採点システムで90点以上やぞろ目を出した参加者には景品を用意。採点結果が読み上げられる度に来場者から歓声が上がり、挑戦者を応援する人たちの姿が見られた。
会場では、フィリピン出身のマディさんと台湾出身のアイリスさんによるコミュニティー・アート・ワークショップも行われ、用意された素材を使ってコラージュ作品を制作する人たちの姿も見られた。飲食ブースには「高橋鶏肉店」の焼き鳥や、露店営業スタイルのバー「NonBase(ノンベース)」など3店舗が出店し、歌唱の合間に飲食物を買い求められるようにした。イベント終盤には菓子まきも行い、子ども連れの家族を中心にステージ前に大勢の人が集まり、一段と盛り上がりを見せた。
ELENTOの塚田絵玲奈さんは「カラオケは言語の壁を越えて楽しめるため、神社という地域に根差した場所で行うことで、より一体感のある空気を生み出すことができた。こうした取り組みを通じて、下田のファンがさらに増えていけば」と話す。「今回も再訪者や長期滞在者が多く、下田の温かい人々とのつながりが自然に育まれている様子がうれしい」とも。