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南伊豆・逢ヶ浜で「ビーチグラス探し」開催へ 楽しみながらビーチクリーン

事務局の休暇村南伊豆・井上晃一さん(右)と講師を務める堀直也さん(左)

事務局の休暇村南伊豆・井上晃一さん(右)と講師を務める堀直也さん(左)

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 リゾートホテル「休暇村南伊豆」(静岡県南伊豆町、TEL=0558-62-0535)が10月13日、エコサーファーとして活動する堀直也さんとコラボしたビーチクリーンイベント「浜辺のお宝『ビーチグラス』を探そう!」を開く。

ビーチグラスのサンプル(関連画像4枚)

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 日本全国35カ所に展開する「休暇村」の一つである同ホテル。海の幸を生かした料理や湯量豊富な温泉のほか、徒歩10分ほどの逢ヶ浜(おうのはま)での磯観察プログラムなど、自然体験アクティビティーにも力を入れている。

 環境省関東地方環境事務所の後援を受け、富士山・箱根・伊豆半島・伊豆諸島の4つのエリアで構成される富士箱根伊豆国立公園の指定90周年イベントとして開く同イベント。当日は、環境保全活動「ビーチマネー」を主宰する堀さんによる講話の後、弓ヶ浜近くの磯遊びスポット「逢ヶ浜海岸」に移動して海岸清掃を行う。

 ビーチマネーは、海岸清掃で拾ったビーチグラス(波にもまれて丸くなったガラス片)を通貨のように扱い、地域の協力店舗で特典が受けられる仕組み。堀さんは「ありきたりの清掃活動ではなく、遊び気分でビーチグラス探しも楽しめるのがこのイベントの特徴。子どもでも見つけられるように、砂浜での探し方のコツを紹介したい」と話す。「油や汚水をできるだけ海に流さないことの大切さを、実験を交えてわかりやすく伝えたい」とも。

 清掃活動の後は、希望者を対象に同施設の日帰り入浴サービス(通常大人1,000円)を無料で提供する。

 事務局を務める休暇村南伊豆の井上晃一さんは「休暇村南伊豆では、自然環境の保全と地域の魅力の発信に努めている。今回のイベントを通じて、地域住民と観光客が協働し、海の豊かさを次世代へつなげるきっかけにしたい」と話す。

 参加無料。定員100人。参加申し込みは休暇村南伊豆で受け付ける。

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