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熱川バナナワニ園が「ワニ大福」発売 「かわいくて食べられない」と話題に

バナナ入りの「大福ワニ」

バナナ入りの「大福ワニ」

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 ワニがバナナをくわえた姿を模した「大福ワニ」の販売が2月23日、伊豆熱川駅から徒歩1分の「熱川バナナワニ園」(東伊豆町奈良本)で始まった。

期間限定イチゴ入りの「大福ワニ」には地元産の「紅ほっぺ」が使われている

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 「すごいアイデア」「かわいくて食べられない」などの感想が寄せられ、インスタグラムでは1000以上の「いいね」が集まり、ツイッターでも700回以上リツイートがされるなど、SNSでも話題になっている。

 同園は1958(昭和33)年に開業した伊豆・熱川温泉にある動植物園。温泉熱を利用してワニの飼育や熱帯植物の栽培をしており、飼育しているワニの種類は日本一の15種約100頭。その他、レッサーパンダや国内唯一となるアマゾンマナティーを観察することもできる。

 今回発売した「大福ワニ」は、副園長の神山浩子さんの発案で誕生した。「草大福がワニに見えた」と話す神山さん。以前より地域活性化に熱心な地元の「花月製菓」に協力を打診したところ、快諾を得たという。「小さい頃から大好きな花月製菓とのコラボは本当にうれしい」とも。

 花月製菓から仕入れた草大福を、園内のフルーツパーラーでワニの形に加工する。バナナ入りのワニ大福をレギュラーとし、季節限定メニューも用意する。現在は東伊豆町内で採れた「紅ほっぺ」を使ったイチゴ入りワニ大福を販売している。それぞれフルーツパーラー内で、静岡産の深蒸し茶とのセットをワニ(82)にちなんで820円で提供する。

 開園時間は9時~17時。入園料は、おとな=1,800円、こども(4歳~小学生)=900円、4歳未満無料。

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