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「カジキの町」下田でマリンフェスタ カジキ釣り大会と連動開催でにぎわい

氷の彫刻パフォーマンスを囲む見物客

氷の彫刻パフォーマンスを囲む見物客

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 「カジキの町、下田」を盛り上げるまちおこしイベント「マリンフェスタ下田」が7月26日・27日、下田港(下田市柿崎)周辺で開かれた。

JIBT国際カジキ釣り大会開場(関連画像10枚)

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 毎年下田で行われている「国際カジキ釣り大会」と連動して開く同イベント。今年も24日~27日の大会日程に合わせ、カジキ検量や表彰式を行う会場の周辺が露店やステージパフォーマンスでにぎわい、大会関係者と市民が交流した。

 両日とも11時の開始と同時に「氷の彫刻」のパフォーマンスが始まった。市内で割烹(かっぽう)「花水季(はなみずき)」を営む中西孝志さんと「下田東急ホテル」の古川拓生シェフがそれぞれ大きな氷を彫り始めると周囲に観客が集まり、歓声を上げる子どもたちの姿も見られた。

 このほか地元協賛企業の景品を用意したガラポン抽選会や海上保安庁のマスコットキャラクター「うみまる」との触れ合い、下田太鼓伝統保存会による太鼓の実演、下田吹奏楽団の演奏などが行われた。会場には飲食の屋台も並び、「Sea級グルメ全国大会」で「おいしさ部門大賞」を受賞した「カジキのまご茶漬け」を夏向けにアレンジした「カジキの冷やし茶漬け」などが提供された。

 「国際カジキ釣り大会」には115チームが出場し、大会関係者を含め約640人が参加。3日間で19尾のカジキを釣り上げた。今年は大会を盛り上げるミスビルフィッシャーたちが市内の飲食店を訪ねる動画のSNS発信にも取り組んだ。

 市商店連合会、料理飲食店組合、観光協会、青年会議所などから成る「下田まちおこしカジキサポートクラブ」の佐野晃一会長は「国際カジキ釣り大会は第47回を迎え、そろそろ50回も見えてきた。100隻以上のオーナー船に加え、地元をよく知るチャーターボートの参加も頼もしい」と話し、「一昨年に新しい桟橋も完成し、より多くの船を迎える体制が整った。さらに今後に期待したい」と話す。

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