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熱川バナナワニ園が新作クラフトビール 園産バナナと地元イチゴかけ合わせ

熱川バナナワニ園・神山浩子園長(中央)、反射炉ビヤ・山田隼平醸造長(左)、たむらファーム・田村栄園主(右)

熱川バナナワニ園・神山浩子園長(中央)、反射炉ビヤ・山田隼平醸造長(左)、たむらファーム・田村栄園主(右)

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 16種約100頭のワニを飼育し、熱帯植物や果樹栽培にも力を入れる「熱川バナナワニ園」(東伊豆町熱川)が7月19日、新作クラフトビール「バナナストロベリーSaison(セゾン)」の発売を開めた。

東伊豆町の自然と情熱が詰まったクラフトビールは夏によく似合う(関連画像5枚)

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 同園ではコロナ禍の2021年から、「反射炉ビヤ」(伊豆の国市中)と協働して園内産の南国フルーツを使ったクラフトビール造りに取り組んでおり、使うホップの見直しやビアスタイルなどの変更を重ねながら毎年リニューアルを続けてきた。今回のセゾンで9弾目となる。

 醸造の過程で、園内で採れた完熟台湾バナナ「仙人蕉(せんにんしょう)」と、東伊豆町でイチゴ栽培に取り組む「たむらファーム」(稲取)が育てた「完熟紅ほっぺ」をピューレ状にして発酵の終盤に加え、「トロピカルな果実感があふれる華やかな味わい」のクラフトビールに仕上げた。

 イチゴを提供した「たむらファーム」園主の田村栄さんは「イチゴとバナナが合うのは知っていたが、まさかクラフトビールとして仕上がるとは」と驚きを口にする。熱川バナナワニ園の4代目園長・神山浩子さんは「地域のこだわりと情熱がギュッと詰まったビールになった。地場産品や生産者の周知につながり、地元を元気にできれば」と意気込む。「東伊豆町に足を運んでもらうきっかけになればうれしい」とも。

 「バナナストロベリーセゾン」はベルギースタイルの夏用クラフトビールで、今回、2400本を限定生産した。園内のフルーツパーラーで提供するほか、園内売店や公式通販では1本700円で販売する。反射炉ビヤ関連ショップや全国の酒屋、飲食店にも順次出荷予定。

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