松崎町で8月15日・16日の2日間、毎年恒例の「夏まつり」が松崎地区と雲見地区で開かれる。
夜の花火大会や灯籠流しをメインとした同イベント。15日は20時30分から雲見海岸で約400発の花火を打ち上げる。「打ち上げ数はそれほど多くないが、すぐ近くから見られるので迫力がある」という。
16日は会場を松崎地区に移し、夕方からときわ大橋ではお盆の風物詩である「とうろう流し」を、無縁堂では高さ95センチの漆塗り閻魔(えんま)大魔王坐像を飾り読経供養を行う「エンマさん」を、松崎海岸では光る風船を砂浜に浮かべる参加型イルミネーション「松崎球凧灯火(まつざきたまだこあかり)」を行う。20時からは松崎海岸で約600発の花火を打ち上げる。
同イベントでは毎年屋台が出店するが、今年は過去最高の約30店舗が松崎商店街と松崎海岸駐車場に出店する予定。
8月14日~16日には、旧松崎港で「日本で一番地味な盆踊り『松崎盆踊り』」も開く。19時~21時ごろ、入退場自由で盆踊りを楽しむことができる。
松崎町観光協会の依田さんは「昨年よりも多くの方に来てもらい、また来たいと思ってもらいたい。ぜひ楽しんでいってほしい」と呼びかける。
雨天時の打ち上げ花火は、15日のものは17日に、16日のものは18日に、それぞれ延期する。