「下田ロープウェイ」が4月26日、水に浮かべると文字が浮かび上がるおみくじ「花みくじ」の販売を始めた。
伊豆急下田駅すぐ近くのロープウエー乗り場と寝姿山山頂駅をつなぐ同ロープウエー。乗車中の空中散歩に加え、季節の植物が彩る寝姿山遊歩道や下田港を一望できる展望台、縁結びのご利益がある愛染堂などが観光客の人気を集めている。
今回販売を始めたした「花みくじ」は、水に1分ほど浮かべると徐々に文字が浮かび上がるもので、「水みくじ」「水占い」などの名称でさまざまな神社などでも販売されている。同社営業課の田中史人さんによると「伊豆南エリアでは今回が初登場」だという。
花みくじには、寝姿山に咲く四季折々の草花をモチーフに、今日の花言葉や運勢が書かれている。それに加えて、下田の名物や名所を示す「ラッキーアイテム」や「パワースポット」も浮かび上がる。「このおみくじをきっかけに、下田の観光がさらに楽しくなれば」と田中さん。
「最近は寝姿山山頂のパワースポット『愛染堂』に特に力を入れている。季節の花をモチーフにした御朱印や花手水(はなちょうず)に加え、花みくじが下田の思い出の一つになれば」とも。
価格は1枚300円。山麓売店(shop Saku)と山頂公園の休憩所で販売する。