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パドルボード世界1位・堀部選手が下田市長を表敬訪問 伊豆の経験が後押し

愛娘と共に表敬に訪れた堀部選手(中央)と松木市長(左から3番目)

愛娘と共に表敬に訪れた堀部選手(中央)と松木市長(左から3番目)

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 10月28日~11月6日にプエルトリコで開かれたSUP(スタンドアップバトル)とパドルボードの世界大会で好成績を収めた堀部結里花選手が12月14日、日本代表の選考会の地となった伊豆南エリアへの大会結果の報告のため下田市役所へ松木正一郎市長を表敬訪問した。

堀部選手が獲得した金・銀・銅・カッパーの4種のメダル

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 堀部選手が出場した「2022 ISA World SUP and Paddlebord Championships」は、さまざまな距離と条件のコースでSUPやパドルボードを競う世界大会。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった。

 堀部選手は約18キロの島の周りを一周する「女子パドルボードディスタンスレース」で優勝。さらに波のある約5キロの海域で競う「女子パドルボードテクニカルレース」で3位を勝ち取ったほか、国別チームリレー2位・大会総合4位にも輝き、金メダル・銀メダル・銅メダル・カッパーメダルを、それぞれ1つずつ獲得するという快挙を成し遂げた。

 その快挙の裏には、6月の伊豆南エリアで行われた選考会の経験があった。「大会ではさまざまなシチュエーションの波や潮の流れがあった。ディスタンスレースの選考会が行われた弓ヶ浜も潮の流れが速かったので、そこでの経験が優勝という結果につながった」と堀部選手。「テクニカルの選考会は白浜、スプリントの選考会は外浦だったが、下田周辺はバリエーションに富んだ美しい海がコンパクトにまとまっている。このような環境はなかなかない」とも。

 松木市長は「下田エリアでのトレーニングが実を結んでうれしい。今後も、このエリアでトレーニングを重ね、街や自然も楽しんでもらえたら」とエールを送った。

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