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河津町で「伊豆の踊子」たちが歩いた道を巡るイベント 特設フォトスポットも

「ODORICOトレイル」への来場を呼びかける河津町観光協会の森野ゆかりさん

「ODORICOトレイル」への来場を呼びかける河津町観光協会の森野ゆかりさん

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 川端康成の小説「伊豆の踊子」の主人公らが歩いた道を巡って風景や歴史・文化を感じるイベント「ODORICOトレイル」が11月18日~26日、「踊子歩道」の周辺で開かれる。

茶屋風フォトスポット「ODORICO茶屋」(関連画像4枚)

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 踊子歩道は、浄蓮の滝から河津町湯ヶ野地区までの全長およそ19キロの道。期間中、コース周辺に畑の農機具小屋を改装した茶屋風フォトスポット「ODORICO茶屋」を設けるほか、認定ジオガイドによる地域の「隠れた」資源を掘り起こす「ジオガイドツアー」、ODORICOグッズが当たる「なぞなぞスタンプラリー」、猪鍋を100円で振る舞う「滝まつり」など、さまざまなイベントを繰り広げる。

 「トレイル」は歩く速さで旅をすることを指すが、アシスト付きサイクルをワンコインで貸し出す「E-BIKE de 踊子歩道」や、紅葉を楽しみながら天城路を走る「踊子バイクツーリング」など、さまざまな交通手段で地域の自然を感じ取る機会を提供する。

 さらに「『伊豆の踊子』無声映画上映会」や静岡県舞台芸術センターSPACの俳優たちが舞台「伊豆の踊子」の解説や台本読み合わせを行う「リーディングカフェ」など、文学作品や地域文化に触れることができる企画も用意する。

 河津町観光協会の森野ゆかりさんは「季節を感じながら河津の旧道をのんびり歩いてほしい。湯ヶ野町営駐車場に車を止めてからバスで河津七滝温泉に行き、そこから片道1時間を歩くのがお勧め」と話す。

 各企画の実施日時や参加方法は河津町観光協会のホームページで確認することができる。

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