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「熱川バナナワニ園」のクラフトビール 今年は新たなビアスタイルに挑戦

「熱川バナナワニ園」のクラフトビール

「熱川バナナワニ園」のクラフトビール

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 飼育しているワニの種類が日本一を誇る「熱川バナナワニ園」(東伊豆町奈良本)が7月6日、園内で育てたバナナとパパイヤを使ったクラフトビールを数量限定で発売する。

バナナとパパイヤを思わせる色のビール仕上がっている

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 同園では「コロナ禍の今こそ伊豆観光を盛り上げていきたい」と、2021年から「反射炉ビヤ」(伊豆の国市中)と共同で、園内産の南国フルーツを使ったクラフトビール造りのプロジェクトに取り組んできた。

 2021年3月に最初のクラフトビールとして、完熟バナナを使った「伊豆バナナワニIPA」を発売。同年7月には完熟パパイヤを使った「伊豆パパイヤHAZY」をラインアップに加え、2022年は使うホップを見直すなどして味わいや香りの改良に取り組んだという。

 今年はビアスタイルを変更し、もともとバナナを思わせる香りを持つバイツェンスタイルのビールに「仙人薫」という品種のバナナを加えてバナナジュースを思わせる風味に仕上げた「伊豆バナナワニWeizen」と、パパイヤの風味を生かしながらオーストラリアやニュージーランドのホップをたっぷり使いトロピカルな風味に仕上げた「伊豆パパイヤIPA」(以上800円)の2種類を発売する。

 「どちらのビールにも、熱川の温泉熱を利用して園内で育て、完熟度合いを見ながら一つ一つ手で収穫した果物をっている。ここまで丁寧に育てている果物を使ったビールはなかなかないのでは」と神山さんは自信を見せる。「『伊豆バナナワニWeizen』は黄色、『伊豆パパイヤIPA』はオレンジと、それぞれの果物を思わせる色に仕上げた。夏においしい熱帯フルーツを楽しんでほしい」とも。

 同園公式通販では既に予約を受け付けており、7月6日の発売日から順次発送する。

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