7月と8月にそれぞれ2日間で伊豆半島を回る自転車グループライドイベント「JU-ZA Minamiizu RIDE(ジュウザミナミイズライド) 2days」が行われる。
宿泊は部屋への自転車持ち込みも可能な「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」
自転車をきっかけに伊豆半島を見て好きになってもらうことを目的とする同イベントは、スルガ銀行サイクルステーション「KANO BASE」(伊豆市青羽根)をスタートおよびゴール地点として、2日間で伊豆半島1周約177キロを走るもの。
1日目は天城峠や下田など伊豆半島の東側を中心に約78キロを走って「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」(南伊豆町子浦)に宿泊。2日目は伊豆半島西側の松崎町や西伊豆町を約99キロを走って「KANO BASE」に戻る。
伊豆半島は、東京オリンピックの自転車競技会場として使われるなどサイクリストの聖地として知られ、伊豆半島一周コースは「イズイチ」として親しまれている。イズイチはアップダウンが激しく難易度が高いコースとしても知られ、特に伊豆半島西側は電車が通っていないことから、何らかのトラブルでリタイアした場合の対応を心配する声も多い。
同イベントでは、アテネオリンピックロードレース選手の田代恭崇さんがガイド役を務め、サポートカーのライド中のサポートと荷物の運搬を行う。
イベントを運営する「プレジャー」の真鍋聡子さんは「南伊豆町をはじめ、伊豆半島はシンプルに良い場所。今回のイベントを通して、伊豆に来るきっかけを作れたらと」と話す。「万全のサポート体制を整えているため、安心してチャレンジしてほしい」とも。
開催日程は、7月=8日~9日、8月=26日~27日。イベント参加は無料だが、宿泊費や食事代は自己負担。それぞれ定員16人。3日前まで申し込みを受け付けるが、定員に達し次第締め切る。