フラメンコギタリストであり、個人チャンネルが4万7000人以上の登録者数を誇るユーチューバーでもあるメロンシート(本名=松村哲志)さんが6月13日、「伊豆急オモシロ駅長」に就任した。
伊豆急オモシロ駅長は伊豆急行が任命するPR大使で、伊豆の魅力を発信するために2011(平成23)年に活動が始まった。「鉄道カメラマン駅長」こと久保田淳さんや、「バリ舞踊駅長」こと長谷川亜美さんなど、既に活動している異なる専門分野の8組に加え、今回の「メロンシート駅長」が9組目となる。
湘南在住のメロンシートさんは、19歳の時に釣りのため初めて伊豆を訪れ、それから定期的に通うようになった。その後、スペインに移住してフランコギタリストとしての腕を磨き、現在は日本全国での演奏活動に加え、累計20万人以上の登録者数を誇るユーチューバーとしても活躍。2022年からは南伊豆町公認アンバサダーを務め、自身のチャンネルでさまざまな伊豆旅動画を配信している。
伊豆急で広報を担当する小澤梓さんは「メロンシートさんの力を借りて、今後は動画でも伊豆の魅力をさらに発信していきたい」と話す。「これまでの旅動画は車を使っているものが多いが、今後は電車旅動画の配信を一緒に企画していけたら」とも。
任命式でメロンシートさんは「動画を発信していくうちに、コメントやSNSを通じて伊豆の人から面白い場所の情報が入るようになり、それが新たな動画の材料になっていった。私のチャンネルは伊豆の人たちと一緒に作ってきたもの。今後も伊豆のことを発信して、みんなで盛り上げていきたい」と力を込めてあいさつした。