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河津町で初のワサビ早食い大会 20人が「水なし、涙あり」の激闘

「WWW(ワールド・ワサビ・ウィナー)」大会終了後の参加者集合写真

「WWW(ワールド・ワサビ・ウィナー)」大会終了後の参加者集合写真

 河津町の特産品のワサビの魅力をより多くの人に知ってもらおうと企画された「わさびすりおろし早食い世界大会(World Wasabi Winner)」が3月21日、河津桜観光交流館(河津町笹原)2階で初めて開かれた。参加者20人がワサビ丼の完食タイムを競った。

あまりの辛さに涙を流す選手(関連画像18枚)

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 世界農業遺産にも登録され、地域資源の一つとなっている河津産ワサビの認知度を上げようと、町内の若手有志が企画した同大会。競技では生ワサビ1本(約110グラム)をサメ皮おろしですりおろし、ご飯と共に食べ切るまでの時間を競った。水の摂取は禁止で、途中で吐き出した場合は失格となるルール。

 開会式で大川良樹町長は「若い世代がこのようなイベントを催してくれてありがたい。河津のワサビが世界につながるよう願っている」とあいさつした。

 スタートの合図とともに競技が始まると、参加者は一斉にワサビをすりおろし始めた。少しずつすりおろしてはご飯にのせる選手がいる一方、1本分を一度にすりおろしてから食べ進める選手も見られ、それぞれの作戦の違いを垣間見ることもできた。時間の経過とともに会場にはワサビの刺激的な香りが広がり、目を押さえる参加者や、涙を流しながら箸を進める様子も見られた。

 完食できたのは20人中10人。辛さを和らげるため、ご飯をお代わりする参加者の姿も見られた。用意されたワサビは1本5,000円相当だという。

 優勝は埼玉県から参加した増井雄平さんで、記録は4分48秒。男性は「ワサビ丼は初めてで、思った以上に厳しい戦いだった。次はゆっくり味わいたい」と話した。上位3人には金・銀・銅のおろし金が贈られ、優勝者には次回大会の優先出場権とポスターモデルの権利も与えられた。

 このほか、生産者特別賞には南伊豆町で活動するユーチューバー「漁師まるちん」さんが選ばれた。生産者代表の板垣祐太朗さんは「唯一の女性参加者で、ワサビをきれいに、おいしそうに食べていた点を評価した」とコメントした。

 実行委員長で、町内のワサビ専門店「丸山園」の土屋瑛嵩さんは「若い世代にも河津のワサビを知ってもらいたいと企画した。世界大会として、今後は海外からの参加も期待したい」と意気込む。

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