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西伊豆町が観光庁長官賞受賞 ロケ誘致で「誇り」を高める取り組み評価

西伊豆町が「ロケツーリズムアワード」で「観光庁長官賞・地域大賞」を受賞した

西伊豆町が「ロケツーリズムアワード」で「観光庁長官賞・地域大賞」を受賞した

 西伊豆町が2月19日、ロケ地を活用した地域活性化を表彰する「2025年度ロケツーリズムアワード」で最高賞の「観光庁長官賞・地域大賞」を受賞した。2月26日には町内で関係者による「ロケツーリズムミーティング」も開催され、受賞の喜びを共有するとともに、住民への周知や次世代教育に向けた具体的な施策が議論された。

表彰状を受け取る星野淨晋西伊豆町長(関連画像8枚)

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 同アワードは、映画やドラマのロケ地をきっかけに地域の魅力を再発見し、ファンづくりに成功した団体をたたえるもの。西伊豆町は、2020年に設立した組織「ロケさぽ西伊豆」を中心に、撮影調整やエキストラ手配などをワンストップで行う体制を構築。4年間でロケ実績を10倍以上に伸ばした。近年ではオダギリジョーさんが監督・出演した映画「THE オリバーな犬、(Gosh!!) このヤロウ MOVIE」や、久石譲さんの名曲「Summer」の短編映像作品のロケ地となったことでも話題を呼んだ。

 誘致活動にとどまらず、ロケ実績を生かした看板設置やマップ制作、さらに全戸配布の冊子制作を通じた「シビックプライド醸成」に注力した点が高い評価を受けた。

 東京都内で行われた授賞式で、星野淨晋町長は「5年かけて町民と共に取り組んできた成果が形になった。当初は疑問の声もあったが、今では町外の出身者からも『テレビに映っていたよ』と声が届く。これを移住のきっかけにもつなげたい」と話す。

 受賞から1週間後の26日、町内でロケ誘致事業に協力・参画する関係者らが集まった「ロケツーリズムミーティング」では、本年度の実績共有に加え、活動をより深く住民に浸透させるためのアイデアが交わされた。

 ミーティングに参加した「カネサ鰹(かつお)節商店」の芹沢安久さんは「学校を訪問し、子どもたちに活動を伝える機会を継続すべき。子どもたちが町の価値を認識すれば、彼ら自身が最高の宣伝マンになってくれるはず」と提案。地域への理解を深めることが、持続可能なロケツーリズムの鍵になるという認識を共有した。

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