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河津町「まるまるどっぐす」が1周年 新鮮な魚で作るペット用ジャーキー

「まるまるどっぐす」店主の島崎永美さん

「まるまるどっぐす」店主の島崎永美さん

 ペット用おやつを製造・販売するショップ兼工房「まるまるどっぐす」(河津町峰)が2月22日で1周年を迎えた。

キンメダイは下田や稲取のもの両方をそろえる(関連画像15枚)

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 店主の島崎永美(えみ)さんは河津町出身。地元を走る伊豆急行に10年間勤務し、運転士としても4年間働いた経歴を持つ。その後、看護師へ転職したが、交通事故をきっかけに休職。静養中、父親の影響で幼少期から親しんでいた釣りを通じて気分転換を図りながら、水産製品製造業許可や船舶免許を取得。愛玩動物用飼料製造業者の届け出も行い、魚や鹿肉を使ったジャーキー作りを始めた。

 3年前、自身の釣果であるアユを加工した商品が評判を呼び、徐々に県内外のマルシェへ出店。現在は都内でも人気を集めるほか、河津町のふるさと納税返礼品にも選ばれている。2025年2月22日には実店舗をオープンし、庭を改修したドッグランも併設した。

 店名は愛犬「マル」の名に由来するほか、「物事が循環し、丸く収まるように」という願いを込めた。ドッグランには水はけが良く土に還るココヤシ繊維を使った「コイヤーグラウンド」を採用するなど、事業全体で環境への循環を意識している。

 商品のモットーは「釣りたて・取りたて・作りたて」。駿河湾をはじめとする伊豆一帯の魚を中心に、ソウダカツオやタチウオ、イサキなど多様な魚種を扱う。島崎さん自らが釣り上げたものや、漁協・業者から仕入れた水揚げ直後の鮮魚のみを使うのがこだわり。

 一般流通する魚だけでなく、未利用魚やジビエ肉も活用し、内臓以外を余すことなく製品化する。冷凍すると素材本来の色味が損なわれるため、生の状態からの加工にこだわり、低温でじっくりと乾燥させる。賞味期限は最長でも4カ月、短いものは1カ月に設定。アレルギー対策のために器具の使い分けなどにも配慮し、パッケージには中身がイメージしやすいよう手描きのイラストを添える。

 「犬の時間は人の7倍の早さで進む。命を循環させながら、犬にも人にも安心でおいしいものを届けたい」と島崎さん。今後は大量生産を可能にするための工房のリノベーションも予定している。

 イベント出店や店舗の営業時間はインスタグラムで知らせる。

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