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32年育てた「炎の花」が見頃 熱川バナナワニ園でカエンカズラ満開

満開を迎えた「熱川バナナワニ園」のカエンカズラ

満開を迎えた「熱川バナナワニ園」のカエンカズラ

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 温泉熱を利用してワニの飼育と南国植物の栽培を行う「熱川バナナワニ園」(東伊豆町奈良本)で現在、ツル性植物のカエンカズラが満開を迎え、園内を鮮やかなオレンジ色に染めている。

約20メートルもの1本の株からなる熱川バナナワニ園のカエンカズラ(関連画像4枚)

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 同園は1958(昭和33)年に開業した伊豆・熱川にある動植物園で、熱川温泉の湯や蒸気を活用した独自の飼育・栽培方法を行っている。飼育しているワニの種類は世界有数で、熱帯植物は5000種以上にも上る。国内では同施設でしか見られない、ニシレッサーパンダやアマゾンマナティーなどの飼育展示も行っている。

 現在見事な満開となっているカエンカズラは、ブラジルとパラグアイ原産のノウゼンカズラ科のツル植物。鮮やかなオレンジ色の花が炎のように華やかな姿から、その名が付けられた。6号温室で育てられている株は天井に沿って約20メートル伸びる一本のつるで、32年にわたって同じ場所で育てられてきたものだという。1つ約7センチの長さの花が20~30輪ほどで束になって咲くのが特徴で、1カ月以上にわたって数百輪の花が咲き誇る。

 剪定(せんてい)時期や管理方法によって毎年花つきに差が出るが、今年は比較的順調で平年並みの美しい開花。見頃は2月中旬ごろまでの見込みだという。神山浩子園長は「32年にわたって向き合ってきたが、同じ株でも年ごとに表情が異なり、自然の奥深さを改めて感じている」と話す。

 同園では4月中旬ごろからゴールデンウイークにかけて、翡翠(ひすい)色の神秘的な花を咲かせるヒスイカズラ(ジェードバイン)の栽培にも力を入れている。植物管理部長の平山公泰さんは「桜の時期が終わってからも楽しめる神秘的な花なので、そちらもぜひ見に来てほしい」と呼びかける。

 開園時間は9時~17時。入園料は、大人=2,000円、子ども(4歳~小学生)=1,000円、4歳未満無料。

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