下田市の爪木崎海岸(須崎)で現在、今年で60回目を迎える「水仙まつり」が行われている。300万本ものスイセンが香る会場周辺では、会期中はさまざまな催しものも開かれている。
水仙まつり会場の爪木崎 遠くには「恋する灯台」にも認定された爪木崎灯台が見える(関連画像9枚)
爪木崎は伊豆急下田駅から車で約15分の景勝地。海沿いの遊歩道を歩きながら、白亜の灯台や柱状節理の景観を楽しむことができる。伊豆の早春を彩る約300万本のスイセンは、小高い丘になっている爪木崎の斜面と平面両方に広がっている。もともと自生していた野生のスイセンを観光資源として育て、現在は地元住民や市職員による球根の植え替えによって、より一層見応えのある風景が守られている。
12月20日にはオープニングセレモニーが開かれ、松木正一郎下田市長らがテープカットを行った。天気はあいにくの曇り空で、予定されていた下田太鼓の演奏は中止になったが、来場者にはキンメダイの握りずしや地元の郷土料理「池之段(いけんだに)味噌(みそ)鍋」をふるまうなどして、会場は地元住民や観光客でにぎわった。
1月11日・18日・25日には、下田太鼓の演奏や池之段味噌鍋の振る舞いを行うほか、1月18日には6店のキッチンカーも集まる。その他、爪木崎のダイナミックな自然をガイド付きで回遊できる「ジオガイドツアー」(1人1,500円~、要予約)や、スタンプ獲得数に応じて先着で景品がもらえるデジタルスタンプラリー、宿泊券や伊勢エビが当たるインスタグラム内でのフォトコンテストなど、早春の温かい日差しに包まれた下田を楽しめるイベントが目白押しとなっている。
実行委員長の山﨑哲司さんは「今年は会期当初からスイセンが多く咲いている。花と笑顔が満開にあふれ、来年、再来年と続くイベントになれば」と期待を込める。
現在、スイセンは五分咲き。見頃は1月下旬ごろと予想されるが、1月末まで長く楽しめる見込み。1月31日まで。