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河津桜と菜の花の南伊豆で「ワーキングホリデー」 地域で働き暮らしを体感

「南伊豆ふるさとワーキングホリデー」過去開催時の様子、アテンドツアーで行った子浦日和山

「南伊豆ふるさとワーキングホリデー」過去開催時の様子、アテンドツアーで行った子浦日和山

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 地域で働きながら南伊豆での暮らしを体感する「南伊豆町ふるさとワーキングホリデー」が2月19日~25日、南伊豆町内で行われる。関係人口の創出や将来的な移住促進を狙いとして実施する。

「南伊豆町ふるさとワーキングホリデー」過去開催時の様子(関連画像6枚)

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 滞在拠点となるのはゲストハウス「コドコド」(南伊豆町手石)。参加者は同施設で共同生活を送りながら、町内の事業者の元で仕事を体験する。就労先は、イチゴ農園や飲食店、洋菓子店など地域に根ざした事業者を予定しており、観光では触れることの少ない南伊豆の産業や日常に深く関わることを目指す。

 2月の南伊豆町は、早咲きの河津桜と菜の花が町を彩る季節。期間中は「みなみの桜と菜の花まつり」も開催されており、夜には竹明かりによるライトアップも行われる。仕事の合間や自由時間には、まち歩きや温泉、海沿いの散策など、南伊豆ならではの自然を楽しむ時間を確保することもできる。

 今回のプロジェクトでは、単なる就労体験だけでなく「暮らし」を重視している。地域住民や事業者との日常的な会話を通じ、短期間ながらも南伊豆で生活する感覚を味わえるよう工夫する。

 コドコドの滝瀬良江さんは「ゆったりとした時間の流れの中で、鳥の声や森の香り、弓ヶ浜を裸足で歩く感触など、南伊豆の自然を五感で味わってほしい」と参加を呼びかける。

 参加費は3,000円(宿泊費・保険料含む。交通費や食費は自己負担)。申し込み受け付けは1月5日まで。選考を経て参加者を決定する。

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