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下田で2日連続大型ハロウィーンイベント 移住者とJCがそれぞれ企画

仮装して「SHIMODA BOO! PARK」をアピールする和田慧さん(一番右)たち

仮装して「SHIMODA BOO! PARK」をアピールする和田慧さん(一番右)たち

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 下田で10月25日・26日、大型ハロウィーンイベントが2日連続で行われる。

「KAMOハロウィンナイト2025」チラシ(表)(関連画像4枚)

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 25日は「SHIMODA BOO! PARK(シモダ・ブー・パーク)」が下田湾を望むことができる「まどが浜海遊公園」(下田市柿崎)で開かれ、ハロウィーンにちなんだワークショップやキッチンカーなどが集まる。

 発案者は、2022年に下田に移住し「まごのて英語教室」(旧岡方村)を運営する和田慧さん。幼少期から日本と海外を行き来する生活を送ってきた和田さんは「ハロウィーンは海外では特別なイベント。近所でも、友達同士でも、学校でも、その話題で持ちきりになるほど。そんな海外のようなハロウィーンを、地域の子どもたちや観光客の人たちにも体験してもらいたい」と企画の背景を話す。

 運営は、地域の同世代の仲間たちで結成されたイベントチームS.E.E.D.(Sustainable Events for Economic & Developments)が担う。「下田市、東伊豆町、南伊豆町、西伊豆町在住の個性豊かなメンバーが、それぞれの得意分野を生かして準備を進めてきた。持続可能なイベント開催を目指して、今後も多くのイベントを手がけていきたい」と和田さんは話す。

 当日は、地元で活躍する飲食店が出店するほか、プロカメラマンが撮影するフォトブース、スライム作りやパンプキンバック作りなどハロウィーンにちなんだワークショップなどが並ぶ。昨年まで開かれていた地域の子どもたちの合同発表会「SEA&RAINBOW」のコンセプトも引き継ぎ、地元ダンスチームやフラチームもパフォーマンスするステージを用意。下田市出身の書道家・浅川紫雪さんやプロバイオリニストのステージも予定している。

 翌26日には街なかにある大横町通りの広場(三丁目)で、下田青年会議所が主催する「KAMOハロウィンナイト2025」が開かれる。同イベントは「夏季以外にも地域を元気づけるイベントを行いたい」と企画したもので、地域の40以上の企業からの協賛を得て開く。

 10以上の飲食を提供する屋台やキッチンカーが集まるほか、キッズダンスや音楽ライブなどが行われるステージイベント、街なかの10店を「トリックオアトリート」と言いながら回る「ハロウィンウオーク」などを行う。優勝者にはホテル宿泊券やテーマパークチケットを贈る「コーラ一気飲み大会」や「仮装コンテスト」も企画している。

 下田青年会議所の外岡秀介さんと須藤幹太さんは「想像していた以上に多くの協力が集まり、目標金額の3倍以上の協賛金が集まった。その気持ちと協賛金を大切に使い、地域の人たち、特に子どもたちに楽しんでもらえるように全力を尽くしたい」と意気込む。

 両イベントとも開催時間は15時~20時。荒天時は「SHIMODA BOO! PARK」は10月26日に、「KAMOハロウィンナイト2025」は11月1日に、それぞれ延期する。

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