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西伊豆で英会話×釣りイベント 日本人と外国人14人が交流

釣った魚を掲げる参加者

釣った魚を掲げる参加者

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 英会話と釣りを楽しむイベント「FISH Nishiizu」が9月21日、仁科漁港(西伊豆町仁科)で開かれた。西伊豆町で英語に触れる機会を提供する「CHAT Nishiizu(チャットにしいず)」と、漁港の釣り場予約サービス「海釣りGO」のコラボ企画で、日本人と外国人を交えた賀茂地域の在住者14人が参加した。

FISH Nishiizu集合写真(関連画像7枚)

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 「CHAT Nishiizu」は、西伊豆の観光業・接客業に携わる人々が英語に触れる機会を作ることと、移住してきた外国人たちも参加することができる現地コミュニティーを作ることを目的に、西伊豆町地域おこし協力隊の林脩太さんが2024年11月に立ち上げたコミュニティーグループ。日本人と外国人の双方が参加し、月に1度の交流会を「絶景カフェ PORTE-IZ(ポルテイズ)」(西伊豆町田子)で開いている。

 開催経緯について、林さんは「交流会の中で『みんなで釣りをしたい』という話題が出た。海釣りGOの巡視や町の海業振興にも携わっている、西伊豆町地域おこし協力隊の三上陽平さんが参加していたこともあり、コラボ企画が持ち上がった」と話す。

 参加者たちは、海釣りGOのレンタル竿(ざお)などを使い、三上さん指導の下、釣りを楽しんだ。その後、近くの鍛冶屋浜へ移動し、はんばた市場(西伊豆町仁科)の弁当を囲んでランチも楽しんだ。

 三上さんは「私自身も英語で釣り方を説明する練習をすることができ、良い機会になった」と話す。さらに「普段、外国人の利用が少ない仁科漁港の海釣りGOを、さまざまな国籍の人たちに楽しんでもらえてうれしかった。海釣りGOの外国語対応など、いくつか課題も見えてきたので、今後の運営に生かしたい」と意欲を見せる。

 林さんは「町がインバウンドの観光客を増やそうとしている中で、実際に増えた際、各事業者が英語に対応できるのかという課題も出てくる。そのような観点からも、飲食店をはじめとした観光業に携わる日本人にも抵抗なくCHAT Nishiizuに参加してもらいたい」と呼びかける。「今後は、飲食を伴うイベントなども企画していきたい」とも。

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