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南伊豆・弓ヶ浜が海開き 毎年恒例「8888」の花火大会も

南伊豆ライフセーバークラブの監視員たち

南伊豆ライフセーバークラブの監視員たち

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 約1.2キロの砂浜が弧を描く「弓ヶ浜」が7月26日、海開きを迎えた。伊豆南エリアの中でも特に人気の高い海水浴スポットで、8月8日には恒例の「8888」が並ぶ花火大会も開催される。

海開き祈願祭の様子(関連画像11枚)

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 弓ヶ浜海岸は、南伊豆エリアで唯一「日本の渚百選」に選ばれている海岸。海開き当日の26日に行われた安全祈願祭には、町や観光協会、海上保安庁などの関係者約20人が参加し、シーズン中の安全とにぎわいを祈願した。同海岸のある湊地区で区長を務める山田浩さんは「駐車場の案内をしていると、『今年も来たよ』と言ってくださる方が多い。美しい浜を守りながら、これからも皆さんに愛され、訪れてもらえるような海水浴場にしていきたい」と話す。

 海開きに先立ち、7月19日からは「南伊豆ライフセービングクラブ」のライフセーバーたちが監視活動を始めている。監視活動に加え、シーズン前には地元住民約100人とともに海岸清掃にも参加した。オフシーズンも月1回のペースで訓練を欠かさず行っており、地域住民から信頼を集めている。同クラブ代表の久源太さんは「弓ヶ浜海水浴場の安全を守る使命感と責任感を持ち、季節を問わず訓練を続けている。安心安全に楽しく過ごせる弓ヶ浜で、最高の思い出を作ってもらいたい」と呼びかける。

 8月8日には、「第48回弓ヶ浜花火大会」が開催される。「8月8日午後8時から800発」の花火を海上から打ち上げるという「8888」が並ぶ花火大会で、弓形に広がる砂浜のどこからでもゆったりと花火を楽しむことができる。

 周辺では海の家など、海水浴客向けの飲食物やグッズを扱う店もにぎわいを見せている。弓ヶ浜から徒歩約3分の場所にある公営温泉「みなと湯」では、南伊豆町発祥の人気アパレルブランド「IZU BLUE」とタイアップしたTシャツ(3,300円)やタオル(550円)を販売している。

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