台湾ちょうちんの明かりで夜のにぎわい創出に取り組む熱川温泉で3月21日、多くの屋台グルメや台湾文化を体験できるアトラクションが集まる「熱川花燈(かとう)夜市」が開かれる。
「熱川花燈夜市」の広報を担当している熱川バナナワニ園の神山浩子園長(関連画像7枚)
同地区では2024年4月から、赤いちょうちんで湯煙の上がるレトロな夜の温泉街を照らす「熱川台湾提灯(ちょうちん)プロジェクト」に取り組んでいる。2025年10月には、九フン商圈発展協会との友好協定も締結し、熱川のちょうちんプロジェクトは本場・九フンの正式な「お墨付き」を得るものとなった。
同プロジェクトで広報を務める熱川バナナワニ園の神山浩子園長は「街にともるちょうちんは全て本場・台湾で仕入れたもの。そうした『本物へのこだわり』が熱川の取り組みの特徴」と胸を張る。
今回のイベントは年に一度の特別な催しとして開くもの。昨年の「春色食夜市」には5200人以上が訪れた。当日は月1回開く夜市「花はなぱぁ~く」に加え、伊豆熱川駅前広場や温泉場会場にも計26の地元グルメや台湾グルメ、台湾の物産を販売する屋台などが出店する。
屋台に加えて会場各所では、台湾の伝統民族芸能「台湾唸歌」や二胡(にこ)の演奏、中華獅子舞などの台湾文化や、道灌太鼓や地元ゆるキャラ集合などのステージも繰り広げる。
さらに今回は、「花はなぱぁ~く」入り口から奥に向けた約30メートルにちょうちんを常設する新名所「提灯回廊」の点灯式も行う。クラウドファンディングで集めた280万円以上の支援により整備した施設で、定番の赤いちょうちんだけでなく、季節やイベントに合わせたちょうちんへの模様替えもしていくという。今回は春限定の花柄ちょうちんを飾る予定。
その他、宿泊券や温泉入浴券などが当たる抽選に参加できるスタンプラリーを行うほか、18時30分から駅前広場で先着300人に台湾から空輸されたミニランタンを進呈する。
神山さんは「湯煙とちょうちんの明かりが楽しめる場所は他にはなく、その風景は不思議と心が休まる。ぜひ本場台湾の雰囲気を体感しながら、心休まるひとときを過ごしに来てもらえたら」と呼びかける。
開催時間は15時~20時30分。