下田の子どもたちとクリスマスを楽しむイベント「シモダダダー Xmas Aid」が12月20日、下田市民文化会館（下田市四丁目）で開かれる。約300人が訪れた昨年に続き2回目の開催となる。

今年も開催予定の松ぼっくりツリー作りワークショップ（関連画像7枚）

　鈴木鍼灸接骨院の鈴木晴一朗さんを中心とする実行委員会が主催する。鈴木さんはこれまでにも吉佐美大浜でのフライベント「BIG SHOWER」の実行委員長を務めたり、コロナ禍で失われた子どもたちの習い事の発表機会となる屋外イベント「Sea＆Rainbow」を手がけたりするなど、下田でのさまざまなイベントに携わってきた。

　同イベントは「クリスマスイベントの少ない下田で、子どもたちにクリスマスの雰囲気を楽しんでもらいたい」との思いから企画した。元プロレスラーの大仁田厚さんを招いた講演も行った昨年に引き続き、「今年はコンテンツをさらに充実させる」という。

　今回は「下田をもっと好きになる」をテーマに、大ホールで「下田ウルトラクイズ」を開催。子どもたちが下田の歴史・観光・自然などを面白く学べるよう、市内の事業者の協賛・協力を得てクイズ映像を制作。ホール前方のスクリーンに映像を流しながら、マルバツクイズや4択クイズなどを行う。優勝賞品に地元ホテルのバイキング食事券など、上位入賞者には賞品も用意する。

　大ホールのステージではこのほか、年間300ステージに出演する曲芸師・石黒ヨンペイさんによる曲芸ショーや、下田高校吹奏楽部による特別クリスマスコンサートも行う。

　館内ではスノードームやキャンドル、松ぼっくりツリーを作るクリスマスにちなんだワークショップを開くほか、バルーンアーティスト瞳さんのパフォーマンスも実施。屋外駐車場には「高橋鶏肉店」「ヨナヨナカレー研究所」など地元の人気飲食店による屋台やクリスマスマーケットも並ぶ。

　鈴木さんは「子どもからお年寄りまで楽しめる内容になっている。クリスマス気分を味わいに、ぜひ遊びに来てほしい」と呼びかける。

　開催時間は10時～16時。入場無料。